看護の現場で役に立つ用語や経験から学んだ看護技術など役に立つ情報を載せています。
輸血は
基本的には単独のラインで投与するのが原則!
赤血球製剤について、他の薬剤と混注することで、その影響は?
他の薬剤と混注することで、薬剤の効果が薄れたり、効果が得られないなど配合変化の原因になる。
全血製剤や赤血球製剤の場合、特にブドウ糖やカルシウムイオンを含む乳酸加リンゲル液、カルシウム剤などとの混注は避けること。
ブドウ糖溶液と血液を混合すると、赤血球が凝集したり、赤血球の膨化による溶血が起こる。
カルシウムの入っている輸液やカルシウム剤を血液と混合すると、凝固が起こりフィブリンが析出する。
やも得ず同じラインで落とす場合は、ルート内を生理食塩液でフラッシュすること。
看護に役立つ基礎知識